皆様、大変お待たせいたしました。
フェイスブックの方では、速報も流してまいりましたので、ご存知の方はご存知かとは思いますが、
なかなか写真を見返していても切なくなる結果となってしまいましたため、レポートの手が進まず。
ちょっと時間もございませんため、早足にてお送りいたします。
今回は、17日(土)、18日(日)と連日レースということで、金曜の晩から積み込み作業を
行っておりましたが、やはり平日の夜は皆様お仕事ということもあり、なっかなか人手が集まらず
作業が停滞しておりましたところ、川西在住のおはぎが手伝いに来て下さいました!
アッとゆーまに、綺麗に積み込みが出来て、切実に助かりました!!m(_ _)m
当日の朝は5時集合。いざ、出発~!
道中、何と言うこともなく無事に到着。ゲートオープンを待ちます。
外はめちゃめちゃ寒かったんですが、車中でヌクヌク元気な若者が一匹。
よもや翌日、あんなことになるとは夢にも思わないで・・・。
本日のドライバー、Z-SPECの外園社長と、銀次も到着。
まさかこの後、こんなことになるとは夢にも思わず・・・。
7時になりました。ゲートオープーン!
と思っておりましたら、実は7時半からでした。こんなに早く来なくて良かったんだ!
CR-Zのワンメイクレースもあるとは言え、なかなかの台数が集まっているようです。
ピットに到着。たったかテントの設営モロモロ。相変わらず30分かからず形になってます。
遠くからでも目立ってます!
今回はストーブも完備。後で、後ろ側の横幕も取り付けました。本当に寒かったです!
そうこうしている間に、ドラミのお時間。
今回は久しぶりの開催ということで、きちんと全員で参加しました!
そうそう、私は前日にとある筋から伺って存じておりましたが、実はこの日、プロドライバーの
谷口信輝選手も参戦とのことで、非常に楽しみにしておりました!
プロと言えど、ドライバーズミーティングにはきっちり参加。特例は無いようです。
企画されたサイドポンツーンの神吉さんと、協賛されているEXEDYさんところのイメージガール登場!
谷口選手も、きっちりレギュレーションに目を通されています。
ピットに帰ると、監督筆頭に作戦会議。
走順、給油のタイミング等、打ち合わせたのちフリー走行の準備。
わざわざ東京から駆け付けて下さいました、毎度おなじみ世界のF市さん!!
ひょうきんなキャラクターも健在です!!
いよいよ出走。あぁ見えて、実はかーなーりー緊張されています。
今回、タイヤが変わってグリップ性能が上がったためか、フィーリングが全く違うと
戸惑っていらっしゃったF市さん。
10分少々走られて、外園社長にタッチ交代。
F市さんの感想を元に、空気圧を測って外園社長にセッティングを相談する監督。
全くの未知数なので、調整も手探り状態です。
無事に走り終えてスッキリ、ドヤァのF市さん。
外園社長にタッチ交代してから約15分。この時点でベストラップ更新、1分33秒台!!
これは、今回も期待できそうです!
帰ってきた外園社長と綿密にセッティングの打ち合わせ。
エンジンルームの中にも、若干の水漏れを発見。果たして、4時間もつか・・・。
見ればタイヤもなかなかの減り具合。
これまた4時間無交換で走り切れるかどうか、不安要素が・・・。
ガソリンメーターがなかなかの減り加減だったので、予選前に必要最低限の給油。
そして、予選は銀次がトップバッターで出走。
再び10分少々走ったところで、外園社長に交代。
調整したタイヤの空気圧は吉と出るか、凶と出るか。
専属カメラマンも良い仕事してますよ~。
初シティのため、感想を求められる銀次。と、お茶目なF市さん。
おもむろにモニターの写メを撮るので何事かと思ったら、本日のベストラップ更新!
さっすが外園社長です!!!
もう少しで32秒台!突入なるか!!??
シティが帰ってきました!お疲れ様です。
からの、水漏れが心配な監督。
と、経験不足を情報収集で補おうと話を聞きに行く銀次。
次は本戦なので、満タン給油とホイールナットの増し締め。
スタート進行が始まりました!まずは皆でお約束の記念撮影。
ちなみに、30台出走中のスターティンググリッドは15番目。
そう、15番手スタートだったんです。はい。
覚えておいてくださいね、『15番グリッド』スタートを。
ちなみに、後ろの後ろ(グリッド的には真後ろ)でエラく盛り上がっているのは、谷口選手が
参戦されている【PRINCEみきゃんCR-Z】でした。
さすがに凄いですよね、色々ね!
いよいよレースが始まります、緊張の一瞬。外園社長、頑張って下さい!
レース開始直後の混戦状態も特に荒れることなく、30分が経過。
余談ですが、プロドライバーの方はハンデとしてドライブスルーを1度、行わないといけません。
混戦状態を避けるために最初にドライブスルーされた谷口選手、当然その時点では最下位まで
交代されたにもかかわらず、ドライバー交代の45分が経過するころには393号の真後ろまで
迫ってきており、外園社長は抜かれまいと必死だったとか、何だったとか。
本当に静かなノーマルのCR-Zだったと思うのですが、やはりプロは違いますね!
そして、最初のドライバー交代。
2番手は銀次。迅速なピット作業ののち、送り出します。
他クラスは義務ピット回数が多い分、給油を済ませてしまうチームが多い中、
393チームは華麗にコースイン。
順位を気にするスタッフ一同。一気に6位まで追い上げます。
そこから10分足らず。気が付けばトップに!!
連日のお仕事に加え、朝が早いレース。お疲れ気味の外園社長です。
次はF市さん。緊張気味にドライバー交代。
今回は給油も行います。フェイスマスク・ヘルメット持参者が少なかったので
ドライバーさんにお願いしました。
消火器係も大事です。油断せず、いつでも火消しの準備はしっかり!
降りてきた銀次は、ドヤァ。
よもや、次の出走であんなことになるとは、夢にも思わず・・・。
F市さんに交代してから30分後。依然、トップを独走中。
だいぶお疲れ気味の外園社長。
再び、ドライバー交代の時間となりました。
ミスなく、いつものように淡々と走り続けたら今日も総合優勝を狙える!
皆、疑うことなくそう思いながら、送り出したんです。えぇ。
かなりグリップ走行寄りで、リヤが滑らないと話すF市さん。
外園社長もおっしゃっていましたが、Gが凄くて今まで以上に乗っていて疲れるらしいです。
銀次が出走してから5分後。まだまだ安定のトップ。
しかし、悲劇はその直後、起こったのです。
急遽、無線に入った『すみません、クラッシュしました!』の声。
そして振られる赤旗中断。
場所は第1コーナー出口。自走は不可。みんなで歩いて見に行ってみれば・・・。
あっちゃー・・・・・・・・・。
前にセーフティーカーがおるので状況は分かりませんが、パンクしただけなのか、
足がゴッソリ逝ってしまったのか・・・。
あっちゃー・・・・・・・・・。
遠目で見ても右フロントタイヤが回っていないので、ダメそうですね。
帰ってきたので駆け寄って見てみれば。
なかなか想像以上にひどくて皆、絶句。
兎にも角にも、銀次は無事そうで何より。
外装もそこそこひどいですけどね。右フロントタイヤなんて、明後日の方向を向いてます。
実況見分、ひとまずどうなっているのか見てみると・・・。
思わず、うーわー。という声しか出ない状況。
ドライブシャフトは抜け、ナックルはへし折れた状態に。
安全タンクのホース部分は(長年、紫外線の直射により劣化していたのは事実ですが)、
衝撃により折れてしまいました。
ひとまず安全タンクの応急処置だけは施しつつも、転がらない車をどのようにして
持って帰るか相談します。
ナックルはさすがに持って来ていないですし、ウインチで積車に積むことはできても、
店でどうやって下すか、が問題です。
とはいえ、ここに置いておくわけにもいかないので、エイヤッ!と載せました。
何とか載りました!!
改めて下から、マジマジと破損状況を確認する監督と、外園社長。
ピットに戻って、走改☆車楽!!の小澤さんが様子を見に来てくださいました。
ひとまず皆で、終わりの集合写真も。心持ち、表情が暗いですね~。
翌日は同じ場所、セントラルサーキットにてユーロカップ3時間耐久があります。
ピットも発表されておりますので、テント等は引っ越しをして、空荷で帰還。
ちゃっちゃか下道で帰ること、ン時間。お店に到着。
荷物は置いてきているので片付けは良いですが、問題はシティです。どうやって下すか・・・。
ウインチを緩めて少し前進しては、外れたナックルやフェンダーに干渉して止まる中、
プランプランのタイヤを押したり蹴ったりしながら元の位置に戻して前進させ、また
ウインチで引きずり戻してはタイヤの位置を戻して・・・。
しかし、いよいよ前に進まなくなり、タイヤの外径を大きなものにしてみたり、
ショックにヒモをひっかけて人力で支えてみようとしてみたり、アレコレ試した結果、
最後は右フロントにジャッキを掛けてタイヤの位置を工夫してみたところ、一気に
ゴロゴロと前進してくれました!!いい子や。
言うても30分ほど格闘したのち、無事に下ろして皆様、家路にとつきました。
いやいや、本当にお疲れ様でした。遅くまでご協力、誠にありがとうございます。
最後に・・・。
銀次の、バッキャロ~~~~~!!!
翌日のユーロ3時間耐久で、リベンジだ!!!!