こんにちは!昨日は、並々ならぬ高湿度の中、遠路遥遥セントラルサーキットまで足をお運び頂きました
お客様、兼スタッフの皆々様。
大っっっ変、お疲れ様でしたっ!!
みんな途切れることなく汗をかき、暑い暑いと言いながらも、一番アツかったのは応援してる皆様の方でした(^-^)
本当に暑さのあまり、倒れるんじゃないかと思いましたが、奇跡的に誰一人として病院送りになる方は
いらっしゃらなくて良かったです。
さて、それではレースの模様をご報告しようかと思うのですが・・・今回は、結果は最後に発表しましょうか。
またまたダイジェスト風な感じにサラリと一部始終をお伝えします。
写真が大量につき長くなりそうですが、宜しければお付き合い下さい(^-^;)
画像は、クリックすると大きくなります。
朝一番。開門前にセントラル着。高速を降りたところから、ずっと靄が・・・。
なかなか前が見えなくて怖かったです。レースが始まる頃には、どうなってるかな~?
いざ、開門!ピット前を陣取るなり、誰に指示を仰ぐでもなくテキパキと準備。
TeamWRのトランスポーター(オンボロ軽バン)から連携作業で荷物を降ろし、自然と役割分担で
テントを張り、机やイスを広げ、ノボリを立て、モニターを設置していく面々。
まっちゃんを始めドライバーの方々は、393号の方向性や整備など担当。
みんな聞かずとも自分で動くので、準備もあっという間!
7時に開門して、7時40分にはあらかた落ち着いてしまうという、プロもビックリな手際の良さ(?)
こちら、今回はお隣のピットになりました、毎度おなじみZ-SPECさんとこのRACING EXPRESS 999号 ホカテグラ。
よそのチーム様も、準備は順調に進行していたようです。
そんなこんなしてるうちに、8時からドライバーズミーティング。
不肖ながらワタクシ、川西の壇ミツ浦も『広報担当』という肩書きをいつの間にやら拝命し、参加してきました。
左から順番に、オプ2お遊び耐久の企画をされていらっしゃる『サイドポンツーン』の担当者様。
K-CAR耐久の時にもいらっしゃっておりました。主にレースの進行などの説明をして頂いております。
ちなみに、水分補給についても注意を促されておりました。
バイクレースでは、1時間走ると体重が2~3kgほど軽くなるらしいです。
これ、みな水分。人間の限界値だそうですよ。
キンキンに冷えた飲み物も体を冷やすには良いそうですが、吸収は常温の飲み物の方が良いそうです。
みなさま、暑い夏も常温の飲み物で乗り越えましょう!(?)
真ん中が、EXEDYの担当者様と、EXEDY RACING GIRLのお二人。
店に帰ってきてから写真を見てビックリの、天使なお姉さまのビッグ スマイル。
今回ベスト5には入るのではなかろうか?というベストショット(笑)
右側、オプション2の編集長様。いつもお世話になっております。
EXEDYさんところのデモカー。できたてホヤホヤ。カッコイイですね~!
約30分のドライバーズミーティングを終えてピットに帰ると、まっちゃん達はブレーキパットの交換、他。
整備作業を完了させておりました。
あとは、9時からのフリー走行が始まるのを待つばかり。
エンジンを載せ替えてから、初の走行となります。
1本目は世界のF市さんが走りに。タイヤの空気圧による微調整を重ねてセッティングを。
最初はタイヤも冷えておりますので、数週走ってはピットに戻り空気圧の調整、というのを繰り返す計画。
F市さんが走りに行ってから、最初のピットイン。
レース中の練習もかねて、他の作業員も時間を気にしながらの素早い動き。
と、途中で何やら騒がしい雰囲気に・・・。
急遽、完全にピットインしジャッキアップ。
どうしたことかと見に行くと、なんとハブボルトの折損!!!?
増し締めをしていたところ、折れてしまったらしい・・・。
トルクレンチを使用してる中、オーバートルクはちょっと考えにくい。
恐らくは、長年使用してきて未交換のハブボルト。何回も脱着を繰り返し、ボルトがだいぶ伸びていたのではないかと推測。
ひとまずボルトを外すも、代わりのボルトはなく・・・。
近所のショップさんに、在庫の確認をして分けてもらうか?との案が。
こちら、折れたハブボルト。
と、この事態を無線で受けたのか、フリー走行に出ていたZ-SPEC
さんとこの社長が帰還!
ハブボルトは持ってきてないが、予備として持ってきたボルトの中に何か使えるものは無いかと探してくださいました。
で。ボルトの入った箱を開けた瞬間・・・『あ。いきなりありましたわ!!』
さすがです。さすが、社長!!用意周到すぎます!!(感謝)←たぶん、たまたま。
使えるかどうか、折れたハブボルトと見比べ、行けそう!てことで、すぐさま取り付け。
この時点で、1本目のフリー走行、残すところ7分!!
本来ならば、全てのハブボルトを交換しておきたいところではありますが、時間も部品も無いため、
他のボルトは異常が無いか、増し締めの都度、確認することに。
みんな、十分に練習が出来てるわけではありません。1週でも多く、乗れる限り乗る!
ということで、数分しか残されていない中、再度F市氏、出陣!!
何とか無事に帰って来た393号。すぐさま、異常が無いかの確認。
載せ換えたエンジンは、調子良いようです。
と、ここでオイルレベルゲージが抜けかけていることに気付くスタッフ。
見るとオイル量が、かなり多い?内圧が上がって、ゲージが抜けてしまった模様。
Z-SPECさんの社長に相談してみると、今、使用しているエンジンオイルのトリプルR(ワコーズ)は、熱が入るととても膨張するとのこと。
ただ、それにしても、今の量はかなり多すぎること。
白煙を吹くまでは行ってないので、抜くか抜かないかで悩むも、結果抜くことに・・・。
全開走行直後のチンチンに熱くなったオイルを抜く作業。
みな、緊張が走ります。
そろ~っ、そろ~っとドレンプラグを緩め・・・チョロチョロと抜きます。
抜き終わったオイル。その量、およそ400mlくらい?黒いフルーツオレの完成で~す☆
これでも、油面はまだレベルゲージの上限より2~3mm上なんです。
そんなこんなで慌しくしている中、会長(店長の奥様)が到着。
毎度恒例、カレー、etc…の炊き出し準備をしてくださいました。
炊き出しのお手伝いをしておりましたら、早くもフリー2本目が始まっておりました。
このときドライバーは、まっちゃん。
ここで、クラス1のベストラップ、36秒台を叩き出してくれるのは、さすがです!
朝一番のトラブルより、一時はどうなることかと思いましたが、それからは無事に進行しております。
カレーのご飯が炊けたところで、皆、束の間の休息。
と、オプ2の依頼で撮影に来ていらっしゃった、スーパーGT #22でもお世話になっておりますカメラマンの
吉見さんが、当チームにも遊びに来て下さいました。
吉見さんの撮る写真、チョ~~~カッコイイ!んですよね~。あんな写真が撮りたい!
その後、おニューのタイヤに履き替え、Y本さん、まっちゃんと出陣。
再度36秒台を出し、スタートポジションは10番手。いつもおなじみの場所(笑)
前出場台数24台の中、真ん中より手前なので、良しとしますか?
コース内への門が開けられ、手押しでグリッドへ。
グリッドに着いたところで、記念撮影。
賑やかしのカナリアカラーが、目立つ目立つ。
チラッと前を見てみると、10番手ってこんな感じ。
ピットウォークでは、オプ2の編集者の方がインタビューに来て下さいました。
内容は・・・次に発売されますオプ2をお楽しみにっ!
そして、1時になり、いよいよ本戦スタート。
ファーストドライバーは、まっちゃん。
11番手、12番手には、前回総合1位のフィット、ヴィッツと続く中、周回を重ねる度にわずかずつ
距離が開いていく!
むしろ、途中からはフィットにトラブル発生か、微妙にペースが落ちてる模様。
これは、チャ~~~ンス☆
そして、順位こそ変わらないまでも、なかなか好位置をキープしたままセカンドドライバーF市氏にチェンジ!
と、F市氏が旅立って10分後ほど経過したところ。
どうも、空模様が急に怪しくなってきました。
皆、不安そうに見守っていると・・・来た。小雨が。
と思うや否や、今度は大粒の雨が。
ついさっきまで晴れ間が覗いてたのがウソのように、まるでスコールのような土砂降りとなりました。
あまりに急な天候の変化に、コースアウトするチームも続出。
ここで、全くもって私たちにとっては嬉しくない、セーフティーカーの出動。
故障車こそ出なかったものの、救出のためか、20分ほどSCが出ていたように思います。
もちろん、周回遅れなどほとんど無い中、リスタート。
すぐ後につけていたフィット、ヴィッツとの差は、リセットされてしまいました。
かなり水溜りがひどい中、果敢に攻めるF市氏。
しかし、フロントタイヤが太く、リヤを滑らせることでタイムアップを図る2代目の393号は、
ドライの状態で弱オーバーとするセッティング。
ゆえに、ウェットではドオーバーとなり、速度が乗せられない。
かたや、ドライと比べてそこまでラップタイムに差が無いフィットとヴィッツ。
先程とは打って変わって、着々と引き離されながら2回目のドライバーチェンジ。
サードドライバーは元ラリーストのY本氏。
やや給油にハプニングが起こるも、結果4分ジャストでコースイン。
直後、Z-SPECさん所の999号とプチ事故。
最終コーナーでアウトに行くと思っていた後続の999号がインに入ってきて、ごっつんこ。
リヤのナンバープレートが、環状族仕様になってしまった他は、特に大きな支障はなく、
身内同士でゴメンナサイしながら平和的に続行(笑)
気を取り直して、雨が降ったり止んだりを繰り返す、不安定な天候の中。
しかし、雨は徐々に小降り。かつ、路面は着実に乾いて来てる!
これなら行けるか!?と、期待と不安が入り混じりながら、見守るTeamWRの面々。
Y本氏も、皆の期待を背負って攻める、攻める!
序盤では50秒台まで落ちていたタイムが、後半からは40秒台まで回復。
フィットやヴィッツとも、そう変わらないタイムにはなってきたものの、周回遅れを取り戻せるほどではなく・・・。
なかなか差が詰まらないまま、最後のドライバーチェンジ。
トリは、雨に泣かされたF市氏にお願いすることに。
順位は、他クラスのピットイン義務回数などから総合5位。
クラス1では、相変わらずフィットとヴィッツに差をつけられ3位。
残すところ、十数分。
総出で見守るTeamWR。
結果、順位は変わらず総合5位、クラス3位でフィニッシュ!
3時間、無事に完走いたしました!!
レース完走直後の393号と、ピットレーンに整列した参戦車輌たち。
皆様、お疲れ様でしたm(_ _)m
同日開催されておりました、RX-8オーナーズ ミーティング。およそ30台ほどの8が勢ぞろい。
そんなこんなで片付けの準備をしておりましたら、表彰式のお時間となりました。
各主催者の方たちのご挨拶。
表彰式は、クラス5から行われました。
クラス3は、赤い悪魔の999号が、念願のクラス優勝を果たしました!!
みて下さい、社長の、この、満面の笑みを!
表彰台で一番高いところからの、シャンパンファイト。
・・・と、暑さでちょっとおかしくなった(ご自身、談)その後。
結構、みんな危険を察して遠くまで逃げてたのに、赤い悪魔は追いかけてきました(笑)
続いて、私どもクラス1の表彰式。
う~~~ん、辛うじてトロフィーは持って帰れたわけですが・・・悔しい!!
ここんとこ、一番高いところに登ってない!トロフィーの、色が違う!!
と、表彰台の一番低いところからのシャンパンファイト。針金を上手く外せず、ちょっと出遅れたF市氏(笑)
最後に怒涛の追い込みをした赤い悪魔は、総合でも3位入賞を果たされました!!
おめでとうございますm(_ _)m
レースに出場するとお財布が寂しくなるし、せめてクラス1位でも獲れたらレースはお休みしようかな・・・。
な~んて仰っていた社長!
999号が参加しなくなったら、寂しくなります。
総合優勝しないと、悔しくないですか??もうちょっと、いかがでしょう?(笑)
かくして、悔しい思いをしながらもレースは無事に終了。みんなでせっせと、お片付け。
皆で、F市スマイル(何じゃ、そりゃ?)
愛すべき、素敵なアホ集団です(褒め言葉)
最後に、終わりの会を始めます。
時間がだいぶ遅いので、手短に。各ドライバーさんと、監督の感想、反省点など。
各ドライバーさんは、今回、自分の失敗点などを発見することが出来たとのことで、そこを反省し、
次回に生かしていきたいとのことでした。
また、監督としては、2代目のシティになって雨の日に走ることがほとんどなかったため、
ウェットがこんなにも走れないとは思ってなかった、いかなる状態でもきちんと走れる車造り、
セッティングを詰めていきたい、とのこと。
辛うじて、トロフィーを持って帰れなかったことは今回も含めて、まだ未経験ではありますが、
他のチームさんも着々と強くなってきております。
そんな中でも、まだ表彰台に登ることが出来ているのは、本当にチーム力の賜物だと思います。
こんなに団体プレーの素晴らしさを体験できることも、なかなか日常では珍しいのではないでしょうか?
個人的には、悔しさも確かに大きく締めておりましたが、今回も、とっっっても楽しかった・・・といいますか、
燃え尽きたといいますか、良いメンバーに会い、一緒に参戦できることを嬉しいと思う気持ちが強く残った一戦でした。
次回こそは、久しく登っていない、表彰台の一番高いところから、監督にむけてシャンパンファイト!
目指して頑張りますっ!
また10月12日(土)、ご都合の合う方はぜひぜひ、遊びに来て下さい☆
今日はお仕事の方もおられるようです。きっと、疲れ果てていらっしゃるとは思いますが、事故がないよう
お気をつけ下さい(^-^;)
皆様、本当にお疲れ様でした&ありがとうございました(-人-)
また第3戦も、宜しくお願い致します(笑)