今回も今回とて、大変遅くなりましたっ!
皆様、熱がだいぶ下がり始めてる頃でしょうか!?
写真をご覧になられまして、是非とも9時間耐久の熱さを思い出して下さいませっ!
集合は4時半!!早い!!眠い目をこすりながら、皆様集合です。
お店の冷蔵庫で凍らせておいたドリンクの積み込みなど最後の準備と、朝ご飯の調達などをしておりましたら
出発は5時ごろとなりました。まぁ、予定通り!
だがしかし・・・まさか、ここで一番重要な『アレ』を忘れているとはこの時、誰も知らないのであった・・・。
レースカーのルポGTIと、部品取り用Tカー(スペアカー)のルポGTI2台を載せた積車と、トランスポーター軽バン!
さらには人も乗せつつトランスポーターをも務め上げるグランビアの3台にてセントラルサーキットへ。
道中は渋滞も無く、順調に進みましておよそ1時間。6時過ぎ頃にはいつもの待機場所へ到着したでしょうか。
6時半開門だと言うのに、既にどえらい数の積車や参加者の方々のお高級そうな外車たちが並んでいました。
6時半開門なのに7時15分から予選が始まるという慌しいスケジュールのため、ルポの準備は迅速に。
従いまして到着するや否や積車からレースカーGTIを降ろし、拭き拭き。
いつもでしたらピット内で行います各ドライバーごとのシートの位置調整も、待機場所にいらっしゃる方から順次済ませていきます。
6時半、ゲートオープン!猛ダッシュでピット向かいましたら、慌しく準備を開始する皆々様。
アッと言う間にピットが形になって参ります。
そして、そのまま慌しく予選に向かうルポGTI。
セッティングの調整もありますので、ドライバーは問答無用で丹羽レーシングの丹羽さんです。
その後、間もなくドライバーズミーティングがございました。
広報担当、ドラミに参加してきたのですが、ちょっと雰囲気がいつものオプ2耐久ですとか
軽四耐久のときと違っために臆してしまい、広報担当のともあろう者が写真を撮り損ねてしまいました。申し訳ございません。
オプ2では食堂で広々とドラミがあるのですが、今回は建物2階にございますドラミ部屋(?)にて
粛々と行われておりました。
いつもと違う点と言いますと、ピットインした際には必ずドライバーチェンジをしないといけない、と言う点でしょうか。
ここは気を付けないといけない・・・かもしれませんね。
ドラミが終わりましたのでピットへと帰ります。はてさて、予選の結果はいかに・・・。
セッティングの塩梅は・・・?
ちょうどルポもピットインしてきたばかりだったみたいです。
水温の警告等が点きっぱなしで、ルポはそうなると燃料が濃すぎてメッチャ遅くなるのだそうです。
警告等を消せる秘密道具を当チームのドライバーの方より事前にお借りしており、使用してみるも警告等が消えない!!
これは何事かとエンジンルームの中を眺める皆々様。
そ・こ・で!なんと、水温センサーのカプラーが外れているのを発見!!
きちんと元に戻して再度、警告等を消してみると無事に消えました!ひぇ~。
扁平の違う、インチも違うタイヤを2セット持って来ておりまして、ひとまず最初に使いましたのは写真のとおりでございます。
予選走行を終えた丹羽さんに、今のルポのフィーリングを他のドライバーさんへと伝えて頂くため、
Team WR内でのドライバーズミーティングを開催することに。
皆で集まって、丹羽さんより直々に今のセッティングの方向性、乗り方を伝授されるドライバーの方々。
非常に的確、且つ分かりやすい言葉で、具体的にどこどこを何速でとか、ブレーキングポイントですとか
話されてたのですが・・・すっかり忘れてしまいましたごめんなさい。
一通りお話が終わりましたら、監督こと店長の掛け声のもと、慣れない円陣でグダグダの気合一発入魂!!
見て下さいー!今回、9時間レースと言うことで1週間ほど前から製作しました給水システム!!
運転席の天井から垂れ下がってるホースが、いわばストローでございます!!
えぇ、まぁ、これがまたドエライ事態を引き起こしてくれることになるわけなんですが(笑)
かくして、もう本戦の時間が差し迫って参りました。
トップバッターは引き続き、丹羽さん。緊張の面持ちで乗り込みます。
9時間耐久に参戦される、他チームの車達。どれもいかついです、速そうです!!
後にデッドヒートを繰り広げることになる、24号車が目の前に!!
さて、決勝グリッドは何番かしら・・・と思いきや、記録が無い!!
どうしたことかと思ったら、どうやら計測されていたのは予選の中でも最後の方だけだったようで、
ちょうど計測が始まった頃にセッティングを調整するために393号車はピットインしてしまったのです!
と言うわけで29台中、まさかの25番手スタート。
(他にもタイムが無いチームがチラホラ。あとは、ゼッケン番号順です。1番で良かった!)
まっ、9時間も走る中でグリッドなんてどこでも一緒さ♪
そして、グリッドウォークが始まりますので我々もコースイン☆
アスファルトが新しくなって始めてのコースです。とっても黒々としています。
まばゆいまでの白線が、新しさを物語っていますね!
毎度お馴染み、セントラルのSCインテグラが、レースカー達を率いてやってまいりました。
その横を黄色い軍団がゾロゾロと通り過ぎて行きます。なんともシュールな図。
さて、グリッドに到着いたしました。コントロールタワーが、遠いですね~。
主役の393号車、1周回って到着~。
走り出す前に、既に優勝した気分で記念撮影(笑)
まだ日も高くない8時前。グリッドウォーク終了の笛の音が響き渡ります。みんな、撤収~~~!
ローリングスタートの際は、最初のスタートラインを過ぎるまでサインボードエリアに進入禁止となっております。
従いまして、皆様ピット内から遠目に見守ります。
そして、無事にフォーメーションラップが終了し帰ってきた一発目の図でございます。
何故か、いきなり15位辺りまで浮上してきており、どんな大爆走が繰り広げられていたのか・・・。
ご興味がおありの方は、是非とも車載動画をご覧になりにお越し下さい。希少な映像が多数見られますよ!
と、ココでですね。ワタクシ、気付いてはいけないことに気付いてしまいます。
『焼肉用のお肉、持って来ました??』
尋ねた際の、それはそれは鳩が豆鉄砲を食らったような監督の表情は、今でも忘れられません・・・。
こうして広報のワタクシ、現場を離れ店まで取りに戻りました。
そのため、戻るまでの間の写真が無いのですが、結果から申しますと無事に、大きなトラブルも無く
走り続けておったようです。
ドライバーさんは先にも申しましたトップバッターの丹羽さんに始まり、
世界のF市さん(いつものお客様)→O橋さん(ご自身もルポGTIでユーロのスプリントに参戦されてらっしゃいます)
→ラリーストY本さん(いつものお客様)→HATAさん(監督のお友達、この方も自前のルポでユーロ参戦中)
→赤い人さん(いつものお客様)
の順番だったようです。
私がお肉を抱えて戻ってきたと同時に、別の小用をおおせつかって再度、サーキット外へお遣いに出て
ピットへ帰って来た頃には、次のドライバー、若手のエース(?)K西君が準備をしているところでした。
8時過ぎに軽バンで出発し、落ち着いたのは1時前くらいですか?耐久の半分弱が経過してるじゃないですか!
もう良い時間なので、そろそろ肉でも焼こうかと準備をし始めまておりましたら、『走改☆車楽!』の
取材の方がお越しになられました。
相変わらずのグダグダでインタビューを受けておいでです。
これは、オンエア時が楽しみですねぇ!!
お肉を焼いてる間に、K西君から更にバトンはF市さんへと託されておりました。
コースインして暫くすると、タイヤの感触があまり良くないとの無線が。
次のピットインでタイヤ交換をするかと、にわかにピットが慌しくなって参りました。
どうやら交換するのはフロント2本のみのようです。
ちなみに、今回はZ-SPECさんから1台ずつエアコンプレッサーとクーリングファンを借り受けて参りました。
また、電源を付けて十数秒すると勝手に電源が落ちるようになってしまったモニターも新調し、
ラップタイムが非常に見やすくなりました!
そして気が付けば、何と総合6位!!何があったんだ、393号車!!
相変わらずコンスタントに淡々と。順当に周回を重ねていく安定のF市さん。
持ち時間の50分をきっちり走り終え、ドライバーチェンジとなります。
続いてのドライバーは、ルポのことならドンとお任せ(?)のHATAさん。
赤いレーシングスーツがカッコイイですね!(丹羽さんもですが!)
さすがにタイヤ交換の作業が入るとなると、ピットにも常ならざる緊張感が走ります。
ルポは、フロント中央からジャッキアップしても斜めに傾いてしまい具合が良くないと言うことで、
Y本さんがサーキットにいらっしゃったお知り合いの方からジャッキを借りてきてくださり、
左右から同時に持ち上げる作戦となりました。
以下、コマ送り動画のごとくピットアウトまでの一連の動きをご覧下さい。
アッと言う間にタイヤ交換を済ませ、給油(タンクが小さいため毎ドライバーチェンジごとに給油)も完了。
撮影時間から見ますに、ピットインからピットアウトまで、4分掛かってないんじゃないでしょうか。
外したタイヤくん。まだ走れそうだけど、9時間は持たないよね、な感じです。
お疲れのF市さんのところへ、『走改☆車楽!』さんがインタビューに。
走り終えてすぐの、まだまだヒートアップから覚めやらぬF市さんは、一体何を語るのか・・・?
やっぱりオンエアが楽しみです♪
と、何やら外したタイヤのところへ皆様が集まっております。
何をされていらっしゃるのかと思いましたら・・・。
丹羽さん、また何か秘密兵器を持ってはる・・・!!!!
何でも、表面温度をスイッチ1つでピッと測れてしまう・・・アレ!そう、アレです!!
何度だったかすら忘れてしまいましたが(確か60数度とか?)、ボチボチ良い感じですと言われた気がします。
そして、ミミズ(タイヤカス)を掃除する監督の息子氏。お疲れ様です!
こちらも安定のHATAさん。おニュータイヤですが危なげなく、ラップを刻みます。
とは言いながら、先ほどのモニターの写真からこのかたずっと、7位の24号車と競り合いが続いております。
たぶん1周くらいの差はあったような気がするんですけれども、何と言っても24号車のボルボさん、
聞くところによるとターボらしいんですよ!直線、メッチャ速いんですよ!!!
最速ラップで393号車と3秒ほど開きがあるんですよ・・・。
真面目に相手してたら、残りの時間で追い抜かれちゃいます。
どうしようかと監督、悩む中での9回目のドライバーチェンジ。
新しいレーシングスーツを新調したけど、やはり青!なY本さんが出陣です。
さぁ、393号車が帰ってきますよ~。
給油にドライバーチェンジ、さすがに9回目ともなれば手馴れたものです。
最後の写真は、恐らくハブのナットを増し締めしているところと思われます。
どうも最初の方で、緩んだと言うトラブルが発生してたみたいなんですね。
ただ、一度増し締めした後からは大丈夫だったとか。
燃え尽きた、HATAさん。
手近なところにいたドライバーさんを集めて、乗ってみた感想の報告会。
若手のK西くんなんかは、自前のお車がハイパワーな車種ですから、速度域に関しては恐く無かったようですが、
レースそのものに参加するのは2回目と言うことも有り、なかなか競り合いが恐かったようです。
(軽四耐久のトラウマもあるでしょうし/笑)
また、軽四耐久のときは勝てないレースと言う位置付けなので気楽に参戦できましたが、
今回は微妙に表彰台の掛かっている6位をキープしているものですから、緊張感もひとしお。
足廻りも、今回は丹羽さんスペシャルのしなやかな足で、なおかつLSDも入っていないのでコーナーの
立ち上がりはゴリ押しが出来ません。
きちんと荷重をかけて足を使って曲がる、という基本が大事になってくるところかと。
ですので、車を走らせる基本を学びたい方には、非常に面白く、丁度良い車に仕上がってると思いますよ!
K西くんも、色々と得るところがあったようです(後日談)。
本っっっ当に良いお天気の中、サインボードエリアの皆々様も黙々とサインボードやストップウォッチ係の
勤めを果たされておられます。
おっと!そうこうしている間にドライバーチェンジが!!
次は対抗O橋さん。こちらも安定した走りが見込めます。
このとき、既に24号車は同一ラップに入ってきておりました。確かギリギリ1周差くらいでしたでしょうか。
毎週3秒の差で詰められると、次のスティントでは抜かれてしまいます。
とは言え、今回は秘密兵器も何もございません。ひたすら事故なく完走するしかないのです。
無駄な時間は一切ございません。早々にピットアウト!頼みの綱は、ドライバーの腕のみ。宜しくお願い致します!!
さて、こちらも完全燃焼してきましたよドヤァ、なY本さん。お疲れ様でした!
休む間もなく、最後のドライバーチェンジに向けての準備をば。
実は、純正燃料タンクがカタログ値34リッターほどで、メーター読み下限値でガソリン満タン給油しても
24リッター程しか入らないと言うルポGTI。
本当は安全タンクを積み込みたかったのですが、細々としたパーツが間に合わず断念。
そして、テスト走行でザックリ計った燃費としましては、リッター辺り4~5kmと言ったところ。
結果、どう頑張っても2スティントは持たないと判明致しましたので、毎ドライバーチェンジの度に給油。
そして最後のドライバーチェンジ=最後の給油。今までと同じように満タンまで入れるか、ギリギリの量にするか。
計算に計算を重ね、間際まで悩んでおります。
さぁっ!ラストはいよいよ大本命の丹羽さんです!!
この間も、もちろんO橋さんはコンスタントに1周38秒辺りで走り続けておられます。
しかし、相手(24号車)は早いんです!
1週ほどあったハズの2台の距離は、いよいよ30秒台の差まで縮まって参りました。
恐らくは24号車も次に早いドライバーが登場してくるはず!!
こちらも最速の丹羽さんです!(第1スティントで出された37秒のベストラップは、このときまで破られておりません!)
24号車とのラップ差はおよそ3秒。単純計算で、10何周目かには越されてしまいます。
と、ここで丹羽さんより監督へ何やら耳打ち。
聞けば、なんとまさかの提案が・・・!!!?
『タイム出したいんで、窓、全部閉めて下さい』
負けた・・・負けました・・・!!その心意気や・・・我々がぬる過ぎました!!!!
この真夏の炎天下、体力を消耗するドライバーのことを思い運転席には窓枠からタイラップでグルグル巻きに
取り付けたウインドウネットで窓全開に。
助手席からはダクトを引き込み、中には電動の扇風機まで取り付け、スタンバイOK状態でしたが・・・。
プロ魂、ってヤツですね。参りました。
そんなわけで、次のドライバーチェンジには各部に人員を配置し、全てのタイラップを切り、
窓を全閉にすることが決定いたしました。
と、ここでレース中最後のインタビューが来ましたね!この、窓全閉作戦のことは話したんでしょうか?
無事に6位をキープすることが出来れば、レース終了後にも取材を受けることが出来るのですが・・・。
いよいよ、ドライバーチェンジです!皆が見守る中、ピットイン!!
前が詰まっていたため、ちょっと後ろでピットストップ。黙々と作業が開始されます。
これですね、ウインドウネット取り外し、ダクトを固定しているタイラップも全て切り落とします。
窓、閉まりました!!!!
当然、作業が完了次第、直ちにピットアウト。
ライバル24号車もピットインしてきており、燃料タンクの容量の関係か差は僅かに開くも誤差の範囲。
この後の展開から、目が離せません。
なかなか走行中の車は写真に撮れませんので、いきなりラスト10分の所まで飛びますが、
途中は本当に激しいバトルでした。
基本的に抜かれてしまうと抜き返すことはほぼ不可の状況ですので、いかに抜かれずに耐え切るか、
と言うところなのですが、丹羽さんの渾身の走りにより平均ラップタイムの差が2秒ほどまで縮まる場面も有ったり、
また、レースと言うことで周回遅れの団体に引っかかることもしばしば。
丹羽さんの華麗なるハンドル捌きで、私がモニターをチェックしていた限りでは393号車がラップタイムを
大きく落とすことは無かったように思いますが、逆にライバル24号車は10秒近くタイムを落としていたりされました。
1周で3秒ですから、10秒開けば3周稼げるわけですよ。
残すところ50分、1周辺り1分40秒弱で走るわけですから、大体30周位ですか?(適当)
もちろん、いずれの車輌も常にベストラップで走れるわけも無く、ほぼ差が無い状態で帰ってくることも有り。
結果、僅か10数周で抜かれるかもしれないという危機的状況を一時は10数秒差まで縮められながらも、
辛うじて6位をキープしたまま残り10分となりました。
残り時間が短くなってくると、総出で見守りに出るのは耐久レースお馴染みの光景ですね。
そして我らが393号車。勝負の行方はと言いますと・・・。
や・り・ま・し・た!!!!!
勝利の女神は、Team WRに微笑んでくれたようです。
最後数周は、どうも完走することを目標とし、24号車も落ち着いた走りにシフトして行ったようです。
結局、この10数秒差を無理して縮めることなく、両車とも完走となりました。
耐久レースの何が良いって、走り終えた全てのチームへ賞賛の拍手が贈られるのが、良いですよね。
この場面になると、涙腺が緩くなるお年頃になってきた私めは、耐えるのが大変です。
皆様、本当にお疲れ様でした!!
ルポちゃんも、お疲れ様でした。9時間、よく頑張りました。
ちょっとお怪我してますが、名誉の負傷ですね。すぐに直してあげるよ~(?)
ここだけの話、正直、完走すらできないのではないかと思っておりましたルポでの耐久レースでしたが、
ここまで胸アツな展開を見られるとは思っておらず、また、ドイツ車は凄いんだぞー!
と言う所を見せ付けられました。
すぐに壊れると思っていてごめんなさい。
本日のMVP、丹羽さんでございますね。
ここに来て、この日、初めて丹羽さんの笑顔を見たような気がします。
それだけレースに集中していらっしゃったんですね。やはり只者ではない集中力と精神力でございます。
・・・と!おもむろに帰ってきた393号車の車の中を拭き始める監督。
何ぞや?と思っておりましたらですね。どうも、上記でもチラリと触れました『給水システム』とやらが
大暴走したようでして。
天井を経由してヘルメットごしの口元に、ワンウェイバルブを組み込んだホースを持って来るところまでは良かったのですが・・・。
ペットボトルをセンターピラーの上部に取り付けてしまったのが運の尽き・・・。
勘の鋭い方なら、察された方もいらっしゃるかもしれませんね。
えぇ、はい。一度ドリンクを飲もうとストローを吸うと、高低差の関係で延々とドリンクが出続ける・・・
と言うトラブルに見舞われたそうです。
えぇ、もう、500mlのスポーツドリンクが、空になるまでホースの先からあっちらこっちらに飛び散らし
まくってたわけですよ。超・迷惑!!
レーシングスーツも、シートも、フロアもビショビショ。むしろ、糖分によりネチョネチョ・・・。
後半、皆さんドリンクは持ち込まれない選択をされてました(失笑)
よく見たら、あちらこちらに激しいバトルの痕跡が。
タイヤカスは巻き込んで、フェンダーの裏を通ってステップのところまで飛んできてるし。
左のホッペは怪我するし。
そうそう、後半戦に突入してからと言うもの、どうもジャダーが発生していたようなんですね。
最後のY本さん、O橋さんが乗る頃にはだいぶ酷くなっていたようで、慣れるまで大変とか。
そんな状態で、タイムを狙うのは大変だ!と丹羽さんを気遣っていらっしゃったのですが・・・。
タイヤの状態や気温、路面温度からも決してコンディションが良いとは言えない状況の中、ほぼベストラップに
近いタイムで走り抜いた丹羽さんには、拍手しかございません。
そして、ジャダーの原因?と思しきブレーキローターには、写真では見難いのですが非常に細かな
無数のヒビ割れが発生しておりました。
最後と言うことも有り、みんなタイヤをありったけ使い切ったような感じですね。
トレッドのショルダー部だけですが、剥がれてます(恐怖)
おっ、来ました来ました。『走改☆車楽!』さんところの取材、取材♪
も~~~、みんな晴れ晴れとした表情でおチャラけてますよ!!
片付けもほどほどなところで、表彰台開始のアナウンスが。
到着したら表彰式は既に始まっておりまして、何やらパフォーマンス賞なるものを受賞しておりました。
評価ポイントは、みんなお揃いの黄色のTシャツだと言うのに、人の集まりが悪く、たった5人で
前に出ると言うバツの悪さ。チーム力が足りてませんよっ!
楯はありませんでしたが、制動屋さんのブレーキフルードを沢山頂きました!!
今ならお安くしておきますよ~、ブレーキフルードの入れ替えはいかがですか~?
続きまして、クラス優勝。ナンバー付きのラジアルタイヤクラスは、当チームしか参加しておりませんでしたので、
完走すれば間違いなく頂ける楯でした。
・・・が、個人的にはフィフティー:フィフティーで貰えないと思っていました。
他のクラスも、かなりクラス分けが細かく、ほぼ完走=クラス優勝。あっても2位までとか。
参加した方には、何かしら持って帰ってもらいましょう!がコンセプトのような、本当にお祭りみたいな
レースだったようですね。楽しかったです。
で、まさかまさかの総合6位!!
6位まで表彰してくださるとは、ツーアンドフォーさんったら太っ腹ですなぁ!
さすがに表彰台は3位までしかないので、残りは向かって右側に4位、5位、6位とすし詰め状態に(笑)
表彰式の解散後、表彰台はしばらく置いておくのでご自由にお使い下さい。
とのことで、何だか黄色の軍団が群がってますよ~~~!!
最近はやりの『自撮り』ってヤツっすね!自撮り棒は、持って来てないけどね!
何だか見ていて寒いんですけど・・・の図(笑)
更に引いて見てみると・・・。
ほぉら、周りには誰も居ないよ~~~!寂しいよ~~~!!の図(笑)
で、撮れた写真はコチラ↓
結構、良く撮れています。
でも、わざわざ1位の表彰台に登ってる意味は・・・あまり無いかもしれない。
今回、車を作っていく上で必要な部品や、その仕入先、セッティングなど、全くルポの知識が無かった私どもに
アドバイスを下さった功労者、O橋さんとHATAさん。
本当に、彼らのお力添えが無ければ、このユーロカップには出場できなかったです。
重ね重ね、この場をお借りして感謝をお伝えしたいと思います。
どうもありがとうございました!!!
で、これこれ。オプション2とはまた違う、この高級感溢れる楯!!!!
右側のは、とりあえず完走すれば貰えることが確定していたクラス優勝の楯。
左側のが、まさか貰えるとは思ってもみなかった、総合6位の楯!!
あぁ、今見ても嬉し涙が出てきそうです。(毎日、現物を見てるはずなんですけどねぇ。)
本当、立派な楯ですので、是非ご覧になりに来て下さい☆
あんまり嬉しいからって、みんなはしゃいじゃって、も~。
副賞で頂いた9時間耐久のロゴ入りTシャツ(クラス優勝と総合6位の分と、2回分×ドライバー人数分頂いたので、
スタッフの皆さんにもお裾分け)を手に持って、一枚。
相変わらず、カメラを向けたらファンサービス満点のF市さん。
と、じゃれ合いも程ほどにお片付け。疲れた体に鞭打ちながら、皆様のご協力の元、
ちゃっちゃと積み込みも終了致しました。
悪ノリするのも、いつものこと(笑)
こんなのばかり掲載していたら、どんな店かと思われますね;;;;
実は、内容は全く無く、『お疲れ様でした!!解散!!!!』だけで終わった終わりの会。
本当は、勝てない勝負でのらりくらり、お肉を焼きながらまったり参加するだけの『祭り』になる予定だったのに、
思いのほか良いところまで順位を上げてしまったので、勝負に気が行って全然休まる暇のない
レースとなりましたからね。
炎天下の中ですし、皆さん、かーなーりーお疲れだったことと思います。
私が写真を撮り始めて3年ほど経ちますが、一番イイ写真なんじゃないかと思える集合写真。イイ顔してます。
やっぱり、耐久レースって良いですね。楽しいです。
まだ反省会とかは行ってませんけれども、振り返ってみて、監督がポツリポツリと語るのは、
やはり何においても勝因はチーム力なのだと。
他のチームも、断然速いんですよ!ラップタイムを見たら一目瞭然ですけど。
でも、ウチのチームは役割分担がきちんと出来てるんですね。ピットインの作業時間が早いんですよ。
今回なんかは、まさしくその一言に尽きるんじゃないでしょうか。悪く言えば、数の暴力ですけど(笑)
でも、その人員を確保するのも大変なんですよ!
今回なんか、事前告知もあまりしてないのに、よくぞこれだけお集まり下さいました!!
やっぱり、みんな楽しんでくれてるってことなんでしょうか?嬉しさの極みでございます。
ドライバーさんが一番の花形ではありますが、このユーロカップ9時間耐久でゲットできた楯は、
正真正銘、ご参加頂いた『皆様の』物でございます。
誰一人、欠けてもなし得なかったことです。
しつっこいくらい、重ね重ね重ねになりますが、
本当に、本当に、感動をどうも有り難うございました!!!!