次回のレースまで1ヶ月を切りました昨今。
さすがに、我らが店長も焦っております。
764号 スターレット。
エンジンのオーバーホールともあれば、慣らし運転の期間が必要ですし・・・。
その後、セッティングも取らねばなりません。
さらにセッティングが取れたのち、鬼監督(?)N氏の指導のもと、ドライバー(お客様)たちの血と汗と涙の猛特訓が始まるのです!!
そんなわけで、三男氏よりエンジンが組み上がったとの連絡を頂いた11月10日(土)のPM1:00。
とっても他力本願な店長より、店長の右腕M氏に拒否権ナシの命令が下されました。
『スターレットにエンジンを搭載せよ!!』
と、その直後。お店に入ってきた車が1台・・・。
当店のお客様にして、従業員。若手のエース、レビンのH君。
さらに、只今、運転免許取得に向けて教習所で頑張っている、H君の後輩、K君。
まーた良いタイミングで 出勤 来はったなぁ・・・。
と思っておりましたら、案の定。H君とK君に近づいていく店長。
店長「今日、ヒマ?」
H君&K君「大丈夫ですけど」
店長「エンジン載せる作業とか、興味ある?」
H君&K君「面白そうですねぇ」
かくかくしかじか、一連の流れを説明し、何やかんやで快くお手伝いに向かって頂くことになりました。
・・・ご愁傷様です(-人-;)
(従って、今回掲載の写真たちは、全て彼らによる撮影です。カッコイイ写真をご覧下さい!!)
こうしてPM1:30。彼らは終わりの見えない旅に出ました。(終わりが見えないことはないです。順調ならば・・・)
PM2:00、現場へ到着。
強敵スターレットが、目の前に現れた!
なかなか見晴らしが良いですね!
とか言ってる場合じゃありません。サクサク進めて行きますよ~。さっそくエンジンを載せて参ります。
ジャラジャラっとチェーンを巧みに操り、宙吊りエンジンを絶妙な位置にセッティング。ゆっくり降ろして行きます。
まずはエンジンマウントで固定。エキマニ、エキパイの取付けですね。
作業は上から下から横からと、互いが互いに邪魔しない場所で同時進行。この連携たるや、さすがに普段から仲が良いだけのことはあります。
さて、次は何を組み付けていこうかな~?
では、ハーネス類をパチパチっと。
ちなみに、カッチョエエくなりました新生ヘッドカバー、近くで見るとこんな感じです。
かなりラメがキラキラしております。赤いラメ・・・みたいですね。
エンジン周辺の狭いところの作業があらかた終わったところで、ドライブシャフトを挿・入!!
こちらは位置を決める人、入れる方向に力を掛ける人との、初めての(?)共同作業。
あとはサブタンクやらインマニやらバッテリやら小物を取り付けて、組み付け作業は完了☆
最後に汁一式(冷却水と油脂類)を投入して・・・。
おや?ヘッドカバーの横に、見慣れぬステッカーが・・・途中まで無かったような気がしたんだけどなぁ??
途中で貼られたようです(^-^)
タイアップして頂いてますからね!ババーンとでっかくアップしておきましょ!!
カッチョエエ塗装をご希望の方は、『Ken’z CRAFT』さんへ!
エンジンの載せ替えやらオーバーホールは・・・要相談!?(多分、相談してもダメかも。悪しからず)
ご連絡は・・・当店の店長まで!!
こうして、なんとなんとPM5:00。約3時間ほどで、エンジンを回せる状態にまで完成されておりました!
しかも、一回でエンジン掛かったんですって!!さっすが三男氏!!
ついでに圧縮を測って・・・と。各気筒、大体12.5キロとな。
大きくバラつきはないので、きっと大丈夫!
そして、こちらが・・・エンジンを載せ替えた新しいスターレットです!!
ジャジャーーーン♪
M氏型エンジン搭載 短時間0.5PS 連続稼動0.1PS(Yahoo百科事典、参照)仕様となっております☆
これでレースも、ぶっちぎりの・・・ドベ確定じゃないですか!?
いやいや、案外、火事場のバカ力炸裂で、一番取っちゃったり!?
だがしかし、そもそも5時間、走りきれるのか!??
って、んなアホなこと言うてんと。気を取り直して。
では改めて・・・ジャジャジャーーーン♪
10月25日(木)の晩にエンジンを降ろしてから17日。
それはもう、たくさんの方々のご協力を頂き、こうして形にすることができました。
感謝しても、し尽くせない程です。
その傍ら、店長はこう、ボヤくのです。
「速く走るのって、お金かかんねんで~。Time is money.やな~。」
上手いっ!座布団1枚!!
そんなこんなで、764号は無事に出発したのでした。
終わり。
・・・と見せかけて、オマケ。
もう間もなく、West Riverに辿り着くかと思われたその時!
オルタネーターの不良により、スターレット、沈黙。
乗って頂いてた三男氏が異変に気付き、節電に励んでいらっしゃったにも関わらず、残りわずか200mというところで力尽きてしまい、最後は牽引されて帰還しました(^-^;)
オルタネーター、交換するんでしょうね。
「せっかく組んだのに・・・またバラさなアカン・・・」
なんて悲痛な声が聞こえてきたとか、こないとか。
慣らし、セッティングと、764号物語りはまだまだ続く・・・。